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映画ピンクとグレー感想

今さらですが、ピングレ見てきましたので思ったことをつらつらと書こうと思います。裕翔、経済力は無いけど少しだけ貢献したよ私。公開からずっと行きたくて、でも平日仕事だし土日は子供がいるしで、やっとこの度平日休暇申請して観に行くことができました。

実はですね、ネタバレ見てから行っちゃったんだよね(笑)もうブロガーさんの「ピングレ感想ネタバレあり」て文字見るといてもたってもいられなくてwだからといって面白くなかったとかは全く無かった!一人二役だと知ってても62分後はやっぱり驚いたし、ゾクゾクしましたよ。


まず一番強く思ったのは、裕翔担の方々は幸せだなあと。スクリーンの裕翔は前半本当にハマり役で、美しくて儚げで。団地で育った少年ごっちが原石として何か秘めてる感じとか、だんだんスターのオーラとか身についていく感じとかもうすごくて。いやもうこれ、ごっちじゃん。って思ってました(笑)後々りばちゃんに戻ると知っていても、そこにいる中島裕翔は中島裕翔でなく ごっちだったんですよ。こんな俳優として頼もしい自担の姿を主演作として見れるファンの方は本当に幸せです。わたし今後こんな俳優伊野尾慧の姿を見れる自信無い(やめとけ)

裕翔、滑舌も良くてセリフもよく聞き取れました。


私の中でのキュンポイントがふたつあって、ひとつは朝自転車で走るごっちがサリーに声をかける「サリーおはよう」でした。これがすごく自然でかっこいい!菅田将暉さん演じるりばちゃんが、思春期特有の異性との微妙な距離があってサリーにおはようと言えないのに対して、ごっちのこの爽やかさ。かと言って普通にりばちゃんとAV見て盛り上がってるし。イイコちゃんすぎないとこがいい。


もうひとつのキュンポイントは、ごっちの家にバレンタインチョコ渡しに来たサリーが、りばちゃんに襲われるんだけど(!)、それに怯えてごっちに抱きつくところです。この時のごっち!かわいいよかわいい!裕翔プラベでもそんなだったら私裕翔に惚れちゃうよ。

このシーン、ごっちの家にサリーが来たらごっちの部屋にりばちゃんが遊びに来てて。ごっちが飲み物取ってくるといって離席するんだけど、取り残されたサリーとりばちゃんに変な空気が流れるんですよ。そしてりばちゃんは頭の中でいらやしいこと考えちゃって、そしたらたまらなくなって、サリー押し倒しちゃうんですよね。これ、私が思うにレイプとかセックスとかそういうんじゃないんですよね。りばちゃんは多分ただ単にサリーの体に触りたいという暴走が止められなくなったわけであって、その場で(ごっちの部屋で)最後までヤろうなんて思ってはないと思うんですよ。だってごっち飲み物持ってすぐ帰ってきたし(笑)ごっちは、りばちゃんがサリーを押し倒しているのを見て吹き出します。「え?(笑)はー?何やってんだよ」くらいのリアクション。笑いが止まんないの。でもサリーは泣いてごっちに抱きつく。サリーは本当に怖かったんだね。これすごく男女の性に対する認識の違いがリアルに出てた部分です。男にとっては笑いで済まされること、軽々しいこと、謝れば許されるくらいの認識のこと。けれど女の子にとっては本気で怖くて。つらいことだよね。サリーに抱きつかれたごっちは、突然笑うのをやめて「え?」となります。所在無さげなごっちの手が可愛い。サリーを抱きしめることもできず、宙に浮く手。「あれ?今ので泣いてんの?まじ?」みたいな戸惑いがすごーく出てて裕翔の表情上手かった!サリーはごっちへのチョコレートをその場に忘れて部屋を飛び出しちゃいます。やばい、終わった…って感じのりばちゃん。この後サリー引っ越しちゃって、普通に二人とも仲良さげに見送ってたので逆に驚いたわ(笑)


ほんとに前半は超おもしろかったなあ。スピード感もあったし、ふたりが芸能界に入ってどんどん差がついていく感じも、それによって親友という間柄に亀裂が入っていく感じも、すごくうまく描けてたしすんなり頭に入ってきた。ピンクの風船を、ごっちとりばちゃんとサリーが街のそれぞれの場所から見てるシーンが印象的でした。りばちゃんとサリーが飛んでいく風船を「見上げている」のに対して、ごっちは高層マンションのベランダから「見下ろしている」のとか撮り方上手いですね。りばちゃんとサリーには手の届かないはるか彼方にある風船も、すべてを手にしたスターな ごっちからしたら目線の下の方を飛んでるんだね。


前半が最高すぎた故、やっぱり後半は少しずつ残念な部分が出てきたのもまた事実でした。劇中劇が終わり、ごっち役だったりばちゃん(中島裕翔)に戻ってからは裕翔ももっとダサくてひねくれてる感じになるべきだったけど…わたしにはそっからのりばちゃんも時々ごっちに見えたの。やっぱり裕翔に格好良さが残りすぎてた気がする。成瀬に戻った菅田将暉くんがりばちゃんに見えることもなかったし、夏帆ちゃんがサリーに見える事もなかったから、やっぱり菅田将暉くんと夏帆ちゃんは演じ分けが上手いんだと思う。成瀬(菅田将暉)がりばちゃん(裕翔)に「映画だから美化してるけど本当は綺麗なもんじゃないんでしょ?」的なことを言うのもなるほどなと思った。正直ごっちの死体も発見当時はあんな綺麗なもんじゃなかったと思うし、現実のサリーはそんなにキレイじゃなくて細くもないし(だからそこが良かった。リアルで。岸井さんがベスト)、本当のりばちゃんはタバコも吸えない。ごっちの本を書くにあたって、自分(りばちゃん)もタバコ吸える設定にしたんだろうなとか、そのへんやたらリアルでした。とにかく後半の裕翔は少し演技が残念で、でもこれすごく難しい役だと思うからじゃあ誰なら出来たんだといわれると困るけど。最後までわたしには裕翔演じるりばちゃんがカッコよく見えてしまい(カッコよく見えちゃいけないからね)、どうしてもごっちに見えてしまって、頭の中で何度も「コレりばちゃんりばちゃん!」と自分の中で言い聞かせながら観ました。

りばちゃんが街を走って、陸橋の階段を駆け上がるシーンが、菅田将暉くんver(前半りばちゃん)と裕翔ver(後半りばちゃん)の両方あります。それもやっぱり菅田将暉くんは切羽詰まった絶妙にダサい走り方で、裕翔はかっこいい走り方。悔しいなあ。ジャニーズで生きてきた=かっこつけることが仕事だったから仕方ないけど、やっぱりその格好良さが仇となって裕翔がりばちゃんに見えなかったよ。


話題の、裕翔おっぱいまみれのシーン。鼻血は要らないだろうと思う(笑)けど、成瀬の「ココ白木さんに連れてきてもらったんですよ」の一言は破壊力ありましたね。「ごっちの生前のすべてを知っている存在」としてブレイクしたりばちゃんに、りばちゃんの知らないごっちの一面を教える成瀬。挑発的。わたしこの一言でぐるぐるしてあんまりおっぱい見てなかったかも。


ごっちの死の真相は全然分かんない。とにかくごっちのお姉さんに対する愛情は姉弟以上の何かがあって。姉に比べるとりばちゃん(親友)の存在なんて取るに足らない。りばちゃんはごっちを意識してごっちで頭がいっぱいになってたけど、ごっちにとってりばちゃんはそこまでの存在じゃなかったっていう。シスコンオチというのは賛否両論あると思うけど、かといってベタな友情モノじゃなくて良かったと私は思います。


というかほんと、菅田将暉くん何者。お芝居上手いですねー。上手すぎるわ。来年日本アカデミー賞最優秀助演男優賞とるわこの人って思ったけど、考えてみたら菅田将暉くんピングレ以外にも映画ひっぱりだこだから別の作品で賞取るかもね(笑)でもね!観に行く前、ツイでピングレ感想検索したら「菅田将暉が主役を食っちゃってる」て言う人いたけど、私そこまでは思わなかったよ。裕翔のごっちはまじでほんとハマりまくってたから、菅田将暉くんに負けず裕翔も素晴らしかったです。もし配役が逆だったとしても、菅田将暉くんが前半あそこまでごっちになれなかったと思うから、この配役が完璧だったということで製作陣に軍配上がってます。

ラブシーンもね、自担じゃないせいかすんなり受け止められたよ。夏帆ちゃんとのセックスの後の裕翔まじで美ビジュすぎた。


最後に。ドル誌で裕翔が山ちゃんに「グラスホッパー見た時うらやましかった」て言ってたけど、私は山ちゃんもピングレの役絶対うらやましかったと思うな〜!そうして切磋琢磨して2人に入って活躍してもらわないと困るんだよ今後のJUMPには(笑)


箱数が少ない割にヒットしてるピングレ。大変満足いたしました。星3つです( ^ ^ )